糖尿病をアプリで楽々管理♪

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糖尿病で必須の体調管理をもっと便利に

糖尿病にとって毎日の体調管理は必須事項です。
食生活の欧米化が急激に進んだ1980年以降、糖尿病やその予備軍は急激に増えてきています。

今や成人の6人に1人は糖尿病もしくはその可能性のある予備軍と言われるほどになっており、毎日の体調管理が寿命に直結していると言ってもよいでしょう。

他の病気と違って糖尿病は自身の健康管理によりかなり症状を予防・改善できるという特徴があります。

私達の体の中には血液が常に循環をしていますが、その含有成分は体調によって常に変化をしています。
食事をした直後は糖分であるブドウ糖が血中に多く含まれる状態となり、これが筋肉や脳を働かせるエネルギーになります。

健康な体の場合にはこの血糖値は食後一時的に高くなりますがすぐに分解されて数値が低くなります。
しかし内臓の機能がうまく働かなくなり、糖を分解するインスリンホルモンが分泌されにくくなると常に血中の糖度が高い状態が続いてしまいます。

この常に血糖値が高い状態になることを糖尿病といい、ずっと血糖値が高い血液が流れ続けることで血管がダメージを受けるようになり動脈硬化が進行していくことになります。

ただ糖尿病は初期段階ではほとんど自覚症状がないため、血液検査などによりその兆候が見られる人は予備軍のうちから悪化をしないように体調管理をしていく必要があります。

しかし糖尿病の悪化予防のための体調管理はかなり細かく行わなければいけないため、自分ひとりでやろうとすると長続きしにくいものです。
そこでより手軽に体調の記録をできるように、便利なスマホアプリを使用することがすすめられます。

毎日の記録によって健康状態が見えてくる

健康管理で一番大切なのは、毎日の体調を数値として残していくということです。
糖尿病はある日突然に悪化するのではなく、毎日少しずつ数値が変化していくという特徴があります。

ですので手帳やカレンダーに健康状態を記録し、それをグラフにしていく作業が必要になるのですが、手書きでそれをしていくのはかなり面倒です。

スマホアプリであれば、数値を入力するだけで自然に項目別に記録することができ、後から経過を参照することもできます。

さらにスマホを通じて医療機関にそのまま連絡が通じ、食事指導をしたり、他の患者さんたちとともに情報交換をすることもできます。

他と連携しない自分用の記録アプリとしても使用できるので状況に応じて使い分けをするとよいでしょう。