まさにワンダーランド!お洒落なホテル「Jo&Joe」

フランス発のオープンハウス型宿泊施設
フランスに本社を持つ「AccorHotels(アコーホテルズ)」が今後2020年までに世界中に50店を出店予定しているのが「Jo&Joe」です。
コンセプトになっているのは新しいおもてなしのオープンハウスということで、手頃な価格で使用できるゲストハウスのような施設となっています。
海外旅行をする人は大きく二極化しており、高級リゾートホテルで豪華な宿泊を希望する人がいる一方で、できるだけ安く宿泊することができるユースホステルやゲストハウスを希望する人が多く見られています。
日本においてもユースホステルなど安く宿泊できるオープン型の施設はいくつか存在していますが、欧州においてはさらに一般的に使用をされており、特に若い旅行者は各国を渡り歩くのに頻繁に使用をします。
そこで「Jo&Joe」はそうしたゲストハウス式の宿泊所をより便利に特化した形の施設として設計されており、飲食場所をゲストが自由に使用できるようにしていたり、寝室を共用使用することができたりします。
ざっくり言ってしまうと非常におしゃれな合宿所といった雰囲気で、訪れた人たち同士が気軽に交流を持ち情報を交換しながら楽しむことができるようになっているのです。
朝食は4ユーロから利用できるようになっており、安く宿泊をしつつ同じ旅行者との人脈を広げることができる施設として大きな注目を集めています。
ミレニアル世代をターゲットにした新しい出会いの形
オープン型施設は、開放的で出会いを促進するというメリットがある反面で、セキュリティやプラバシーが守られにくいというデメリットがあります。
旅館というときちんとした個室がある部屋を思い浮かべる年配世代にとっては、こうしたオープンハウスは利用しづらものと感じてしまうことでしょう。
もともと「Jo&Joe」がターゲットとしてるのは現在10~20代の若いミレニアル世代たちで、おしゃれでキッチュな雰囲気の中、知り合ったばかりの人たちとの親交を楽しむというパーティ施設を目指しています。
内部の設備も若い世代を意識した非常に斬新なものとなっており、共用のバスルームやキッチンではそれぞれの部屋ごとのコンセプトに従った印象的なインテリアでまとめられています。
何よりも個室がないということで宿泊費が大幅に安くなるという特徴があり、フランスで使用をする場合には1泊25ユーロと非常に安い価格帯に抑えられています。
日本語にはまだ未対応ですが、既に「Jo&Joe APP」という利用者同士の交流SNSもリリースされており、事前にどういった人が利用をしていてその後どう連絡をとることができるかということを施設側が先に提案してくれています。